「直接質問」と「間接質問」の効果的な使い方は?

「直接質問」と「間接質問」を使い分ける

■この記事では

3「直接質問」4「間接質問」
にの効果的な使い方についてお伝えします。

この2つの質問を例示すると

●直接質問
「Wカップに興味がありますか?」
「今日の日本戦みますか?」

●間接質問
「球技をTVでみたりしますか?」
「今日帰ってからTV見ますか?」

になります。

直接質問

■直接質問は、

単刀直入に自分が聞きたいことを
聞く質問です。

相手に質問者の意図が明確に
伝わるので、

コミュニケーションミスが減って、
正確に情報や事実を集めやすい

というメリットと

内容しだいで

相手が詰問に感じてしまったり、
微妙な問題には答え辛くなる

というデメリットがあります。

間接質問

■間接質問は、

自分が聞きたいことを直接聞くのではなく
遠まわしに聞く質問です。

直接は聞きにくい質問も
聞くことができる

というメリットと

質問の内容を工夫しないと

こちらが知りたかった回答が
かえってこなかったり

コミュニケーションミスが
発生しやすくなります。

直接質問と間接質問を上手く組み合わせる

■3「直接質問」も4「間接質問」も

メリットとデメリットがあるので、

特性を知ったうえで
この2つを上手く組み合わせていく

必要があります。

1「オープン質問(一般質問)」
2「クローズド質問(限定質問)」

のときにも少しお伝えしましたが、

質問をするときには、

相手との関係性

(「親しい友達」と「知り合ったばかりの人」
「会社の上司」と「同僚」など)

相手のことについて
あなたが知っている情報によって

使える質問が変わってきます。

特に3「直接質問」は、
相手との関連が浅い段階で多用すると

相手が詰問されていると受け止めて
しまう可能性が高まるため、

注意が必要です。

■4「間接質問」を

上手く組み合わせて

そして、

1「オープン質問(一般質問)」
2「クローズド質問(限定質問)」

を織り交ぜて使うのが
質問(会話)を上達させるポイントです。

1つの種類の質問だけでは会話は難しい

この項では、3「直接質問」と4「間接質問」
について、例を出して伝えようかと
思います。

例えば、初めてあった相手に対して、
あなたがテニスの話をしたいとして
この2つの質問を考えてみましょう。

■3「直接質問」

●テニスをされますか?
●テニスについて知ってますか?
●テニス好きですか?
●テニスについて話していいですか?

■4「間接質問」

●スポーツ観戦好きですか?
●何かスポーツされますか?
●球技で何が好きすか?
●ウィンブルドンって知ってますか?
●錦織選手知ってますか?

■この例でもわかる通り、

3「直接質問」は、
その人との関係性が浅い関係だと
不自然に感じになることが多く、

4「間接質問」は、
自分の知りたかったことが
答えとして返ってくる可能性が
低くなります。

つまり、

どちらの質問をしても
どちらか1つの種類の質問だけでは

会話が成り立たない可能性が
高いということです。

「直接質問」の例のように

初対面なのにいきなり
テニスの話をされたらびっくりしますし、

間接質問の例では、

テニスの話題に辿りつくまでには
かなりの時間が必要な感じがしますし、

そもそもテニスの話題にならない
かもしれないですよね。

組み合わせで効果を発揮する

■ここでお伝えしたいのは、

質問というのは、

1つだけで
成り立たせることは難しくて

複数の質問の組み合わせ効果を
発揮するということです。

私が知っている限りですが、
世の中に出されている本などで

私が紹介している10個の質問を
個別に説明している本はかなりあります。

1「オープン質問(一般質問)」
2「クローズド質問(限定質問)」
3「直接質問」4「間接質問」
5「関連質問」6「並列質問」
7「未来質問」8「過去質問」
9「肯定質問」10「否定質問」

しかし、この10個を組み合わせ
ある程度長い会話で説明している
本は、それほど多くありません。

■実のところ

私自身もこの10個の質問を
組み合わせて

ある程度長い会話なども交えて
まとめたことというのが今まで
ありませんでした。

少し正確にいうと

自分の頭の中では考えたことは
あるのですが、
(会話が苦手だったので
考えていた時間は相当に長いです)

誰かにきちんと伝える形に
しているのは今までしてこなかったのです。

この今までしてこなかった
誰かに伝えるという取組みを
まさに今、取り組んでいる最中です。

まだまだ人にわかりやすく伝えるためには
工夫が必要そうなので

引き続き試行錯誤を繰り返していきます。

直接質問と間接質問の具体例

 

「直接質問」と「間接質問」の具合的会話

■この項では、

ある状況を想定して

1「オープン質問(一般質問)」と
2「クローズド質問(限定質問)」

3「直接質問」と4「間接質問」

を組み合わせて会話を
考えみたいと思います。

■状況は、

ほぼ初対面の男女の若手社員
会話をするところです。

男性社員は、
テニスのことを何がなんでも
話したいとします。
(そんなことは実際の場では
ないかもしれませんが、
ここではその設定でいかせてください)

会話のパターン1

■1つ目のパターンは、

女性社員も結果的に
テニスに興味があったというパターンです。

男性社員:
「今日、残業しないで帰れますか?」
(2「クローズド質問(限定質問)」
&4「間接質問」)

女性社員:
「帰れますよ」

男性社員:
「家に帰ったらテレビ見たりするの?」
(2「クローズド質問(限定質問)」
&4「間接質問」)

女性社員:
「早く帰れる日は、ほぼ毎日みるかな」

男性社員:
「今、サッカーのワールドカップと
 テニスのウィンブルドンやっているけど
 どちらかみたりする?」
(2「クローズド質問(限定質問)」
&3「直接質問」)

女性社員:
「サッカーは詳しくないし見ないけど、
 テニスは昔少しやっていたから
 ウィンブルドンを見るかな」

男性社員:
「そうなんだ。自分はずっとテニス
 してるんだよね。」
「テニス選手で誰が好き?」
(1「オープン質問(一般質問)」
&3「直接質問」)

会話のパターン2

■2つ目のパターンは、

女性社員が結果的にテニスに
あまり興味がなかったというパターンです。

男性社員:
「今日、残業しないで帰れますか?」
(2「クローズド質問(限定質問)」
&4「間接質問」)

女性社員:
「帰れますよ」

男性社員:
「家に帰ったらテレビ見たりするの?」
(2「クローズド質問(限定質問)」
&4「間接質問」)

女性社員:
「早く帰れる日は、ほぼ毎日みるかな」

男性社員:
「今、サッカーのワールドカップと
 テニスのウィンブルドンやっているけど
 どちらかみたりする?」
(2「クローズド質問(限定質問)」
&4「間接質問」)

女性社員:
「サッカー好きだから、
 ワールドカップを見るかな」

男性社員:
「そうなんだ。俺はテニスをしていたから
 ウィンブルドンを見ようかと思って」
「〇〇さんは、テニスしたことある?」
(2「クローズド質問(限定質問)」
&3「直接質問」)

女性社員:
「ないけれど、どうかしたの?」

男性社員:
「今度会社の同期でテニスしようかと
 思ってるんだ。
 ○○さんも良かったらこない?」

もうお分かりかと
思いますが、

パターン2は、
女性社員が「ワールドカップ」と
答えているのに

それを無視してしまっているので
会話としてはあまりよくありません。

人生ツアーコンダクターの傾聴で
ポイントとしてお伝えている

「人が話したことは突っ込みを
 入れて欲しいこと」

ということを無視しています。

本来は、ワールドカップについて
突っ込んでいくべきところです。

今回は、テニスの話を何が何でも
したいと設定にしたので

強引に話を持っていきました。

会話はどういう展開になるかわからない

■今回の例のように

質問を組み合わせることができるように
なれば

ある程度会話を「自分が意図する方向」
にコントロールできるようになります。

しかし、

相手がいる以上、

完全にはコントロールできないのが
会話です。

また、今回とは違って会話の目的は

会話をコントロールすることでは
ありません。
(仕事などでは、コントロールすることが
目的なこともありますが・・・)

そして、

どういう展開になるのかが
わからないのが

会話の面白さでもあり
楽しさでもあります。

会話を楽しむことが主題

■なので、

今お伝えしているお話も
コントロールするというのが主ではなく、

会話をしている二人が
「楽しむこと」が主題です。

あくまで、私の経験上では
ありますが、

両方とも会話がコントロール
できない者同士が話すと

結果的にですが、
会話が楽しくなくなること

多くあります。

■だからこそ、

それを防ぐためにも

ある程度は、会話をコントロールできる
質問力を身に着けていただく

ということが、

もともとコントロールが
まったくできなくて

会話で、楽しむことも楽しませることも
できていなかった私からの思いです。

行先を決めないドライブを楽しむと
しても

車を誰も運転できない(コントロールできない)
のであれば、

楽しむことはできないですよね。

この記事のポイント

  • 3「直接質問」は、
    自分が聞きたいことを単刀直入に
    直接聞く質問のこと。
  • 4「間接質問」
    自分が聞きたいことを直接聞くのではなく
    遠まわしに聞く質問のこと。
  • 「直接質問」は、自分の聞きたいことを
    聞ける一方で、聞かれている人が
    詰問と受けてしまう可能性もある。
  • 「間接質問」は、相手が答え辛いことも
    聞ける一方で、コミュニケーションミスが
    発生しやすい。
  • 質問というのは、1つだけで
    成り立たせることは難しい。
  • 質問は、複数の質問の組み合わせ効果を
    発揮する。
  • 3「直接質問」と4「間接質問」の
    組み合わせて、
    さらに、
    1「オープン質問(一般質問)」
    2「クローズド質問(限定質問)」
    を織り交ぜて質問するとよい。
  • 相手がいる以上、完全にはコントロールできないのが会話であり、
  • どう話がつながるかわからないからこそ会話は楽しい。

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